アパルーサのテッパー氏、パイプライン株取得-米上場株の保有増やす

  • エナジー・トランスファー・パートナーズなどの株式を購入
  • アルファベット株の保有を大幅に拡大

資産家デービッド・テッパー氏が率いるヘッジファンド、アパルーサ・マネジメントの運用資産では、昨年10-12月(第4四半期)に米国株の保有額が56%拡大した。グーグル持ち株会社であるアルファベットの株式保有を大幅に増やしたほか、複数のパイプライン運営会社の株式を新たに取得したためだ。

  12日の当局への届出書によると、アパルーサ(運用資産180億ドル=約2兆500億円)の創業者テッパー氏は昨年末時点でエナジー・トランスファー・パートナーズ(ETP)株510万株、1億7350万ドル相当を取得したほか、キンダー・モルガン(KMI)の940万株(1億4090万ドル相当)を購入。エネルギー商品の輸送・貯蔵・処理事業からキャッシュフローを得ている企業の株式を保有する上場投資信託アレリアンMLP・ETFにも投資し、590万投資口取得した。

  テッパー氏が保有する米上場株の約12%はエネルギー関連。原油価格とともにエネルギー株が持ち直すとみているバリュー投資家セス・クラーマン氏と似たような行動を取っている。昨年はこうした取引で一部のヘッジファンドが損失を出した。原油価格の低迷は今年に入ってからも続いている。年初来でETPの株価は30%、アレリアンMLP・ETFは29%、それぞれ下落。キンダー・モルガンはほぼ横ばいとなっている。

  アパルーサはアルファベット株の保有を34万9500株増やした。保有額は昨年末時点で4億690万ドル相当で、ゼネラル・モーターズ(GM)に次いで2番目に大きい。

  同社が保有する米上場株の時価総額は10-12月期に約16億ドル増え44億ドルに達した。ジェットブルー・エアウェイズの450万株を含む6つのポジションを手じまった。

原題:Tepper Buys Pipeline Operators as Appaloosa Stock Bets Rise (1)(抜粋)

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