米のリセッション入りリスクは20-25%-モルガンSのキャロン氏

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのマネジングディレクター、ジム・キャロン氏は、社債市場が米経済をめぐり明確に不吉な兆候を示しつつあるとの見方を示す。

  キャロン氏は12日のブルームバーグとのテレビインタビューで社債市場について、「リセッション(景気後退)に向かいつつあることを示唆している。確率は20-25%だ」と語った。

ジム・キャロン氏

  キャロン氏は成長と雇用、所得、消費の四つの指標が比較的安定的に推移する一方、クレジット指標は弱いと指摘。中国経済の減速と原油相場の急落に伴い、ほぼ全てのリスク資産クラスの価値が目減りしたと分析した。

  同氏によれば、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)がテクニカル要因を圧倒し、リセッションを回避できるほど、経済データが強さを維持できるかどうかが鍵を握る。

  キャロン氏はまた、商品相場の急落が複数の資産クラスに影響を及ぼし、投資家はヘッジ戦略に活路を求めざるを得ないと述べ、現時点でベストと考えられるのは米国債と円のロングであるとの判断を示した。

原題:U.S. Recession Risk at 20%-25%, Morgan Stanley’s Caron Says(抜粋)

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