スパークリングワイン、世界の市場の伸びをけん引へ-2019年にかけて

  • ロゼワインも市場拡大に寄与する見通し:ビネクスポ
  • 中国市場は低迷後、回復の兆し見せつつある:ビネクスポCEO

スパークリングワインが2015年から19年にかけて世界のワイン市場の伸びをけん引し、ロゼワインと高級銘柄も市場拡大に寄与するとの見通しを、ビネクスポが示した。ビネクスポは、フランスのボルドー地方を拠点にワインとスピリッツの国際的な見本市を運営している。

  ビネクスポが今週発表し電子メールで送付した調査結果によると、世界のワイン需要はこの間に1.4%増加する見通しで、全体の8%を占めるスパークリングワインの需要が7.4%伸びると予想される。スティルライトワイン(泡の立たないワイン)需要のうち9%を占めるロゼワインの需要は2.2%、プレミアムスティルライトワインは12%、それぞれ増加する見込み。

スパークリングワイン

  ビネクスポは国際ワイン・スピリッツ研究所のデータを引用し、欧州とアジア太平洋地域の需要後退が響き世界のスティルライトワイン需要は14年に1.2%減少し、24億ケース(1ケースは9リットル入り)になったと説明した。ただ、北米市場は引き続き伸びている。世界の経済成長鈍化に加え多くの地域で飲酒運転取締法が強化され、健康問題がより広く周知されるようになったことも需要後退につながっている。

  ビネクスポのギヨーム・ドゥグリーズ最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで中国の需要について、贈答を抑制する政策によって後退したものの再び上向くと予想し、現在は企業よりも一般消費者が売り上げをけん引していると指摘。「市場は回復しつつあるが、以前とは違う形でだ。中国の一般消費者は真の消費者であり、輸出業者にとって多くの好機を生み出す」と述べた。

原題:Sparkling Wines Seen Driving World Consumption Growth to 2019(抜粋)

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