米グーグル、オンライン地図分野での権力乱用なし-英裁判所

  • グーグルは自社サービスを不公正に宣伝と英ストリートマップ社
  • ストリートマップは今回の判決を不服として控訴する方針

米グーグルが小規模なライバル企業を圧倒するため権力を乱用したとして英オンライン地図会社ストリートマップEU社が同社を相手取って起こしていた裁判で、ロンドンの裁判所はグーグルによる権力乱用はなかったとの判断を下した。

  ピーター・ロス判事は12日公表した判決文で、グーグルが検索結果の最上部に自社の地図画像を表示する方式を2007年に導入したことについて、オンライン地図市場の競争に影響を及ぼした可能性はかなり低いとの見解を示した。ストリートマップ側は裁判文書で、この導入によりグーグルが他の地図提供者よりも不当な優位性を得たため、自社サービスへの「アクセス量が劇的に減少する」結果につながったと主張していた。

  ロス判事は「グーグルは支配的な立場にあったが、乱用してはいなかった」と指摘した。

  ストリートマップの取締役、ケート・サットン氏は「今回の決定は小規模企業にとって不公平だ」と述べ、控訴する意向を示した。

原題:Google Did Not ’Abuse’ Dominance in Maps, U.K. Court Rules (1)(抜粋)

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