イラン:欧州向け原油を輸出へ-経済制裁解除後で初

  • 仏トタル向けタンカー、カーグ港で14日に荷積み
  • トタルのほかスペインとロシアの企業向けも輸出へ:NIOC幹部

イランは経済制裁解除後で初となる欧州向け原油を荷積みし、世界の原油供給がさらに拡大することが示唆された。

  イラン石油省当局者によれば、フランスのトタル向けタンカーがカーグ港で荷積みされたほか、中国とスペインの企業向けに用船されたタンカーが14日遅くに到着予定。さらに、まだ到着はしていないものの、ロシア企業が用船したタンカー1隻も予定されているという。同当局者はトタル向け以外の3隻のタンカーについてはどの企業が用船したかは特定せず、タンカー名も明かさなかった。

  イランは1月の制裁解除を受けて原油増産を予定しており、今年は生産と輸出を日量100万バレル増やすことを計画している。トタルのほかギリシャのヘレニック石油と供給契約が締結されている。ブルームバーグが集計したデータによれば、イランの1月の産油量は日量286万バレル。

  イラン石油省のシャナ通信が報じたところによれば、国営イラン石油公社(NIOC)のマネジングディレクター、ロクノディン・ジャバディ氏は13日、イランが欧州向けに3件、計400万バレルの輸出を計画しており、そのうち200万バレルはトタル向けで、残りはスペインとロシアの企業に向けて輸出することを明らかにした。
  
原題:Iran Sends First Oil Shipment to Europe Since Sanctions End(抜粋)

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