ブラックロック:旗艦クレジットファンド、1月では最悪の運用成績

ブラックロックのグローバル・クレジット・ヘッジファンドは、19年の歴史の中で今年は最悪のスタートとなった。原油が下落し、リセッション(景気後退)入りへの懸念が高まったことで債券が売りを浴びているのが背景だ。

  旗艦ファンド「オブシディアン」(運用資産19億ドル)のリターンは1月にマイナス4%。ブルームバーグが入手した投資家向け情報によれば、「市場と商品相場の連動性の度合い」に対する不十分な予測が影響した。

  スチュアート・スポデック氏率いるオブシディアンは年初に、「緩やかな利上げ軌道」にある米国の成長や欧州中央銀行(ECB)の金融政策から投資適格級の社債が恩恵を受けると見込んだが、世界的なリセッション懸念や原油の一段安が相場を押し下げた。スタンダード・アンド・プアーズの先月のリポートによれば、世界的な社債見通しは金融危機以来で最悪だ。

  ブラックロックは「リセッション懸念は現在のファンダメンタルズや当社のこの先のファンダメンタルズ予想と一致すると考えているが、当社は原油安と低調な経済データに対する急速かつ広範なリスク回避の動きを過小評価していた」と顧客に説明した。

  ブラックロックの広報担当者エド・スウィーニー氏はコメントを避けた。

原題:BlackRock’s Flagship Credit Hedge Fund Suffers Worst January (1)(抜粋)

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