ダドリーNY連銀総裁:マイナス金利の議論は極めて「時期尚早」

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、米経済には世界的な金融市場の混乱を乗り切るだけの勢いがあると指摘した。また政策当局にはマイナス金利を検討する前に、他に多くの選択肢があるとの認識を示した。

  総裁は12日、ニューヨークでの記者ブリーフィングでマイナス金利について「そうした議論を行うことは極めて時期尚早だと考えている」とし、「マイナス金利に移ることを真剣に検討するずっと前に、やるべきことは数多くある」と述べた。

  また、金融当局は「現在の世界で何が起きているかを確実に認識」しているとし、3月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合ではそうした世界情勢が考慮されると説明した。

  その上で、「諸外国の成長にあまり力強さがなくドルも上昇していることから、貿易面が今後低調になるのは明白だが、米経済にはそうした弱さをある程度相殺できるだけのかなりの勢いがある」と指摘。「米国でのマイナス金利についての議論というのは、私はあまり多くの時間を割いて考える事柄ではないと考えている」と述べた。

原題:Dudley Says Talk of Negative Fed Rates Extraordinarily Premature(抜粋)

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