仏ルノーのゴーン氏:過去最悪の赤字出した露アフトワズの支援を表明

フランスの自動車メーカー、ルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は12日、ロシアのアフトワズを支援する意向を表明した。ロシア自動車市場の不振で過去最悪の赤字に陥った同国最大手のアフトワズは、存続の危機にあるとして株主に支援を求めていた。

  ゴーンCEOはパリ郊外のブローニュビヤンクールでブルームバーグとのテレビインタビューに応じ、「アフトワズが会社として存続し回復時には競争できるよう、必要なことは何でもするつもりだ」と発言。「ロシア市場の可能性をわれわれは信じており、その回復に向けて準備を進める決意だ」と語った。

  アフトワズが発表した2015年通期決算では、純損益が740億ルーブル(約1060億円)の赤字で、その幅は前年の250億ルーブルから大きく拡大した。売上高は8%減の1760億ルーブルと、営業コストを下回った。

  ゴーンCEOはアフトワズ向け増資額や時期について、他の株主と協議するまではコメントできないと語った。アフトワズの持ち株会社への出資比率はルノーが50%、日産自動車が17%。欧州ビジネス協会(AEB)によれば、昨年の新車販売台数が160万台だったロシア市場でこれら3社がほぼ3分の1のシェアを占めている。

原題:Renault Vows to Sustain Russia’s AvtoVAZ After Record Loss (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE