アジア・太平洋株式サマリー:香港株が下落、インドは上昇-中国休場

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国株式市況】

  中国株式市場は春節(旧正月)の祝日のため12日まで休場。取引は15日に再開される。
 
(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)

【香港株式市況】

  12日の香港株式相場は下落。世界経済の強さをめぐり懸念が広がる中で、HSBCホールディングスを中心に大型株が売られた。香港市場に上場している中国株の指標であるハンセン中国企業株(H株)指数は2009年以来の安値を付けた。

  ハンセン指数は前日比1.2%安の18319.58と、12年6月以来の安値で終了した。HSBC(5 HK)は2.8%安。欧州の銀行の信用力への懸念が広がったことが背景。同指数で最もウエートの大きいテンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK) は1.9%安。

  華融国際のアソシエートディレクター、ジャクソン・ウォン氏(香港在勤)は「世界的に市場心理はそれほど良いわけではなく、世界の状況が悪化する中で香港もその下落トレンドに追随するだろう」と指摘。「パニック売りは見られなかったものの、株式相場を押し上げる極めてプラスの材料は全くない」と述べた。

  H株指数は前日比2%安と、09年3月以来の安値で引けた。家庭向け衛生用品メーカーの恒安国際集団(1044 HK)は5%安。UBSグループが同銘柄の売りを勧めた。

  エネルギー株は上昇。昆侖能源(135 HK)は2.3%高。12日に米原油先物相場が一時5.9%上昇したことが好感された。前日は1バレル=27ドルを割り込み、03年5月以来の安値で引けていた。

(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  12日のインド株式相場は荒い値動きの中、プラス圏で終了した。前日に弱気相場入りした指標のS&P・BSEセンセックスは週間ベースでは約6年ぶりの大幅安となった。

  インド最大の発電機メーカー、バーラト重電機は2013年8月以来の大幅下落。昨年10-12月期は予想に反して赤字に陥った。インドガス石油公社(ONGC)は7年ぶり安値まで売り込まれた。同社決算が減益となったことが嫌気された。一方、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは値上がり。四半期利益が予想を上回った。トラクターメーカーのマヒンドラ・アンド・マヒンドラは3週間ぶり大幅高。週間ベースで唯一プラスとなった指数構成銘柄はブハルティ・エアテルだけだった。

  センセックスは前日比0.2%高の22986.12で終了。週間ベースの下落率は6.6%と、09年7月10日終了週以降で最もきつい値下がりとなった。リスクの高い新興市場を回避する動きから、海外勢によるインド株売買動向は年初来で21億ドルの売り越しとなっている。
   
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.2%安の4765.35。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比1.4%安の1835.28。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  台湾株式市場は旧正月(春節)のため12日まで休場。取引は15日に再開される。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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