為替ストラテジストらは、日本の当局が介入や一段の金融緩和によって円相場を押し下げることはできないとみているもようだ。金融市場の波乱が円の需要を支え続けるためだ。

  バークレイズは年末の円相場見通しを1ドル=95円と、これまでの120円から円高方向に変更した。バンク・ジュリアス・ベアは110円と、以前の118円から修正。オプション市場ではトレーダーらが円相場について5年半ぶりの強気に近い。

  円相場は11日、2014年10月の日本銀行による緩和拡大後の高値を付けた。日銀が今年1月29日にマイナス金利導入を発表した後も、円の上昇は止まっていない。

  バークレイズ銀行の門田真一郎為替ストラテジストは、市場は日銀追加緩和の効果などを疑問視していると指摘。同氏を含むバークレイズのストラテジストやアナリストらは顧客向け文書で、日銀が緩和を拡大しても円上昇が抑えられる可能性は低いと記している。

原題:BOJ Seen as Toothless for Yen Bulls Boosting Currency Forecasts(抜粋)

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