英国の「グーグル税」、グーグルは支払う必要なし-財務担当役員

  • グーグルは1億3000万ポンドを支払うことで英税務当局と1月に決着
  • 新税は過去の利益に適用されず、今後も適用されることはないと役員

米グーグルの税務担当役員は11日の英議会の公聴会で、一般に「グーグル税」と呼ばれる英国の新税制は実際には同社に適用されないとの認識を示した。

  グーグルの親会社アルファベットなどの世界的なテクノロジー企業が複雑な企業構造を利用し、利益を海外のタックスヘイブン(租税回避地)に移しているとの懸念を受け、英国で新しい税法「迂回(うかい)利益税法」が昨年導入された。この法律により、英政府は国外へと不適切に移されたと判断した利益に対し、標準的な法人税率を5%上回る25%の税金を課すことが可能になった。

  だが、グーグルの財務担当バイスプレジデント、トム・ハッチンソン氏は1月に1億3000万ポンド(約210億円)を支払うことで同社が英税務当局と決着した件を調査している英議会の委員会で証言し、この税法は同社の過去の利益に適用されず、決着の条件として今後も適用されることはないだろうと明らかにした。

  同氏は「英国歳入関税庁(HMRC)との合意により、われわれは適切な税額を支払っており、従ってそれ以上支払うことはない」と述べた。

原題:Google Tells Parliament It Won’t Pay ’Google Tax’ in U.K.(抜粋)

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