香港株:下落、世界経済への懸念広がる-HSBCやテンセントが安い

更新日時
  • ハンセン指数は2012年6月以来の安値で終了
  • エネルギー株は上昇-米原油先物相場が27ドル割れから反発

12日の香港株式相場は下落。世界経済の強さをめぐり懸念が広がる中で、HSBCホールディングスを中心に大型株が売られた。香港市場に上場している中国株の指標であるハンセン中国企業株(H株)指数は2009年以来の安値を付けた。

  ハンセン指数は前日比1.2%安の18319.58と、12年6月以来の安値で終了した。HSBC(5 HK)は2.8%安。欧州の銀行の信用力への懸念が広がったことが背景。同指数で最もウエートの大きいテンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK) は1.9%安。

  華融国際のアソシエートディレクター、ジャクソン・ウォン氏(香港在勤)は「世界的に市場心理はそれほど良いわけではなく、世界の状況が悪化する中で香港もその下落トレンドに追随するだろう」と指摘。「パニック売りは見られなかったものの、株式相場を押し上げる極めてプラスの材料は全くない」と述べた。

  H株指数は前日比2%安と、09年3月以来の安値で引けた。家庭向け衛生用品メーカーの恒安国際集団(1044 HK)は5%安。UBSグループが同銘柄の売りを勧めた。

  エネルギー株は上昇。昆侖能源(135 HK)は2.3%高。12日に米原油先物相場が一時5.9%上昇したことが好感された。前日は1バレル=27ドルを割り込み、03年5月以来の安値で引けていた。

原題:Hong Kong Stocks Extend Decline as HSBC Retreats With Tencent(抜粋)

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