原油価格、長期的に55ドル超への上昇は必然-マースクCEO

  • アンデルセンCEO:世界の需要が原油価格を押し上げると予想
  • 生産コストがより高い産地から供給される原油も必要になる:CEO

原油価格は12年ぶりの安値を試した後、上昇するとの見通しを、海運大手のデンマークのAPモラー・マースクのニルススメーデゴー・アンデルセン最高経営責任者(CEO)が示した。

  同CEOは1バレル=54ドルという2015年の原油平均価格について、業界が世界の需要を満たすのに十分な量の原油を生産するには低過ぎると指摘。10日の電話インタビューで「世界に原油が供給されるためにはサウジアラビアの生産分だけでは不十分だ。生産コストがより高い産地から供給される原油も必要になるだろう。従って、原油価格は上昇することになると予想している」と述べた。

  アンデルセンCEOは「原油価格が1バレル=110ドルの局面では値下がりを明確に予測していたが、30ドルまで下落するとは想像したことがなかったのは確かだ。適正価格は生産コスト次第だ。ただ、価格が15年の平均より上昇する必要があるのは間違いない」と指摘する。

  また、「長期的には、採算水準が45-55ドルのプロジェクトが最も優れていると思う」と述べた。

原題:Oil Above $55 Is a Long-Term Inevitability, Maersk CEO Says (1)(抜粋)

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