NY金(11日):急反発、7年ぶり大幅高-強気相場入りに近づく

11日のニューヨーク金先物相場は反発。強気相場入りに近づいた。経済成長下支えに向けた中央銀行の取り組みは効果を失いつつあるとの懸念が広がる中、世界的にリスク回避の動きが強まり株式相場は下落した。

  BMOキャピタル・マーケッツの商品トレーディング担当ディレクター、タイ・ウォン氏は電子メールで、「金は1250ドルを抜けた数分後に1260ドルに達するという勢いだった」と指摘。「イエレン議長が仮説としてマイナス金利の可能性も排除しないと発言するなど、こうしたマイナス金利に関するやりとりが金の急上昇に一役買った可能性もある」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比4.5%高の1オンス=1247.80ドルで終了。一時は5.8%高の1263.90ドルと、昨年2月以来の高値をつけた。日中取引ベースの上げ幅としては2009年以来の最大。1259.52ドルで終了すれば最近の安値からの20%戻しとなり、強気相場入りの定義に当てはまる。

  銀先物3月限は3.4%上げて15.794ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナは上昇。パラジウムは下落した。

原題:Gold’s Best Day in Seven Years Has Metal on Verge of Bull Market(抜粋)

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