マイナス金利、必要とされる限り続く-IMF金融資本市場局長

  • 各地の中央銀行、マイナス金利をさらに進める可能性も
  • 中銀の積極的な行動がなければ、状況はもっと悪かった

国際通貨基金(IMF)のホセ・ビニャルス金融資本市場局長は、経済にとってそれが最善だと政策担当者が判断する限り、各地の中央銀行はいっそうのマイナス金利への引き下げを続けるだろうと語った。

  ビニャルス局長は11日、ブルームバーグのテレビインタビューで「金利はさらに下がる可能性がある」と指摘。「重要なのは特定の国や地域の中央銀行が、マイナス金利によるプラス効果がコストを上回ると判断していることだ。そうであるなら、マイナス金利は続く」と述べた。

  同局長はマイナス金利で銀行の収益性に影響が生じうるとしつつ、中銀がこれほど積極的に行動しなければ、状況は現在よりはるかに悪かっただろうとの見方も示した。

  欧州や日本の中銀は追加緩和の用意があると繰り返し示唆しているが、世界経済の減速が続くとの投資家懸念を和らげるには至っていない。

  現在の市場の混乱について、同局長は景気や銀行業界の健全性、商品安、新興市場などあらゆる事柄への懸念を反映していると分析しつつ、「ユーロ圏の金融の安定に影響するものかどうか、断定するには時期尚早だ」と発言。事態は「懸念される」が、現在は「はるかに多くのバッファー」があると付け加えた。

原題:IMF’s Vinals Says Negative Rates Will Stay as Long as Needed(抜粋)

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