11日のインド株式相場は1年9カ月ぶりの安値となり、指標のS&P・BSEセンセックスは弱気相場入りした。企業決算が失望する内容だったことを受け、資金流出と世界経済の見通しに対する懸念が強まった。

  センセックスは前日比3.4%安の22951.83と、2014年5月以来の安値で引けた。15年1月に付けた過去最高値からの下落率は23%に上り、東京や上海、ロンドン、フランクフルトなどの各市場とともにいわゆる弱気相場に入った。インド株式市場の時価総額はこの期間の下げで約3650億ドル(約41兆円)消失した。

  今年に入ってからは銀行株の下げが目立つ。総資産で最大のインドステイト銀行が構成銘柄の中で最もきつい値下がりだ。昨年は28%下落した。11日発表された昨年10-12月期純利益は112億ルピーと、前年同期の291億ルピーから62%減少した。民間銀最大のICICI銀行が明らかにした10-12月期の利益の伸びも6年ぶりの低さだった。

原題:Indian Stocks Enter Bear Market as Foreigners Sell Amid Rout(抜粋)

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