新興国通貨が続伸、FRB議長の議会証言受け-新興市場株は下落

  • バーツやルピア、リンギットが対ドルで上昇
  • 休場明けの香港市場ではハンセン中国企業株指数が下落

11日の新興国通貨は続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が10日の議会証言で、追加利上げを先送りする可能性を示唆したことが手掛かりとなった。新興市場株は下落。最近の市場の混乱で世界の経済成長が損なわれるとの懸念が広がった。

  新興国20通貨から成る指数は香港時間午後0時35分(日本時間同1時35分)現在、前日比0.1%高。10日は0.3%上昇していた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は今週に入り1%下げている。

  MSCI新興市場指数は前日比1.4%安の720.27。ここ4営業日中、3営業日で下落。このままいけば月間ベースで4カ月連続の下げとなる。エネルギーや工業銘柄を中心に10業種全てが値下がり。休場明けの香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が下落。新華人寿保険が安い。中国本土と台湾、ベトナム市場はこの日も休場となっている。

原題:Emerging Currencies Rally With Bonds on Yellen as Stocks Decline(抜粋)

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