ブラジル株(10日):ボベスパ指数、下落-成長見通し悪化で

  • 指数構成銘柄中、アンベブやJBSなどの下げ目立つ
  • ブラジル中銀のアナリスト調査で16年成長率見通しはマイナス3.21%

10日のブラジル株式市場で、指標のボベスパ指数は下落。今年のブラジル経済の落ち込みが深刻化するとのエコノミスト予想が示され、内需に依存する企業の先行き見通しが悪化した。

  ビールメーカーのアンベブと食肉加工のJBSなどの値下がりが指数の下げに最も大きく影響した。ブラジル中央銀行の週間アナリスト調査では、今年の同国経済が3.21%のマイナス成長になるとの見通しが示された。化粧品メーカーのナトゥラは3週間ぶりの大幅安となった。

  証券会社ノバ・フトゥーラのエコノミスト、ペドロ・パウロ・シルベイラ氏(サンパウロ在勤)は、「経済の全てのセクターにとってシナリオは悪化しつつある」と指摘。「利益見通しは極めてネガティブだ」と述べた。

  ボベスパ指数は前営業日(5日)比0.5%安の40376.58で終了。指数を構成する61銘柄中、36銘柄が値下がりした。8、9両日のブラジル市場は祝日のため休場だった。

原題:Brazil’s Stocks Decline as Recession Forecast Sends Ambev Lower(抜粋)

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