英BPダドリーCEO:今年上期の原油相場に「極めて弱気」

英石油会社BPは原油価格が今年上期に低水準にとどまり、下期に貯蔵施設の能力が限界になって初めて過剰生産が減少を始めると見込んでいる。

  BPのロバート・ダドリー最高経営責任者(CEO)は10日にロンドンで開かれた石油業界の会合IPウィークで「今年上期について、弊社は極めて弱気だ」と発言。「下期には世界の貯蔵施設やプールが一杯になり、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が作用してくる。下期には市場が均衡を取り始めるだろう」と語った。

  同じ会合でロシアの石油最大手ロスネフチのイーゴリ・セチンCEOは、全世界の石油過剰供給が日量170万バレルに上っていると指摘。この不均衡は恐らく今年末までには緩和し、来年末までに日量70万バレルの供給不足が生じる可能性があるとの見方を示した。これに対しダドリーCEOは、BPではロスネフチの見通しよりも「速やかな需給引き締まり」を想定していると明らかにした。

原題:BP CEO ‘Very Bearish’ on Oil as Storage Tanks Are Filling Up (1)(抜粋)

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