グーグルの自動運転車ソフト、米当局が「ドライバー」として解釈へ

  • グーグル車には従来の意味での「ドライバー」がいないとNHTSA
  • 同社のシステムは「実際に自動車を運転している」と首席法律顧問

米当局は、グーグルの人工知能(AI)システムをドライバーとして解釈する見通しだ。同社の自動運転車が米国の道路を走る上で必要なコンプライアンス(法令順守)に向けた一歩となる。

  運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、グーグルの自動運転車プロジェクトのディレクター、クリス・アームソン氏に宛てた4日付の書簡で、同社の自動運転車について「過去100年余りの間、自動車には運転する人(ドライバー)がいるものと理解されてきた。グーグルの自動車にはその意味での『ドライバー』は存在しないことになる」と述べ、同社の見方に同調した。グーグルは昨年11月の書簡で、同社が生産しようとしているハンドルやスロットル、ブレーキペダルなどの従来の操作機能を持たない自動車の安全基準の解釈に関し、NHTSAに問い合わせていた。

  NHTSAのポール・ヘマーズボー首席法律顧問は書簡で、「実際に人間ではないものが自動車を運転し得るとすれば、運転しているものは(誰でもではなく)何でも『ドライバー』として見なすのがより妥当だ」と説明。グーグルの自動運転システムは「実際に自動車を運転している」との見方を示した。

  グーグルの広報担当ジョニー・ルウ氏は、同社はNHTSAの書簡を精査しており、今後どのように展開させるか計画を策定するだろうと述べた。

原題:Google’s Self-Driving Car Software Seen as Driver by U.S. Agency(抜粋)

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