NY原油(10日):続落、3週間ぶり安値-在庫減は一時的との見方で

10日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落、3週間ぶり安値に下げた。先週の米在庫が予想外に減少したのは一時的な現象に過ぎないとの見方が広がった。高い生産ペースが続いているため、在庫は再び積み上がるとみられている。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫は過去最高を記録した。

  シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は電話取材に対して、「原油在庫が大きく水準を下げたのは、輸入が急激に減少した結果に過ぎない」と分析。「輸入は先送りされた可能性があり、翌週は反動で増えるだろう。長い目で見れば輸入減少は一度限りで終わり、季節要因での在庫増加はさらに進むだろう」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比49セント(1.75%)安い1バレル=27.45ドルで終了。終値ベースで1月20日以来の安値。この5営業日続落で15%下げた。

原題:Oil Falls to 3-Week Low as Investors Shrug Off U.S. Supply Dip(抜粋)

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