米チェサピークを1段階格下げ、債務は「持続不可能」-S&P

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、米2位の天然ガス生産会社、チェサピーク・エナジーの信用格付けを「CCC」へと1段階引き下げた。「持続不可能」な債務を理由に挙げた。

  S&Pは発表資料で、最近実施した債務交換でチェサピークの借入額は15億ドル(約1730億円)縮小したが、それでも同社は今後1年以内に追加措置が必要になると分析。さらなる債務交換の提案や他の借り換えが含まれる可能性がある追加措置が行われれば「機会追求というよりはむしろ窮地に陥った」と見なし、「選択的デフォルト(債務不履行)」に引き下げ得ると指摘した。

  S&Pはさらに、天然ガスと原油が安値にとどまる中で、チェサピークの負債比率は12倍を超える可能性があると予想。「キャッシュフローの減少と、借り入れベースの縮小の可能性が要因となり、相場安の中で流動性不足に陥る可能性が高い」と分析した。

  チェサピーク株と債券は9日も下落。24億ドル相当の第2順位担保権付社債(2022年償還、表面利率8%)はニューヨーク時間9日午後3時31分(日本時間10日午前5時31分)現在、4セント安の36セント。株価終値は4.4%安の1.95ドル。同社株は8日に33%下落した。

原題:Chesapeake Credit Rating Cut by S&P on ‘Unsustainable’ Debt (1)(抜粋)

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