欧州銀の流動性アクセスは十分、取引控えず-ゴールドマンCEO

  • ゴールドマンのブランクファインCEO、ドイツ銀株下落後に発言
  • さほど懸念はしないが、まったく安全との保証もない-CEO

欧州の銀行の資金アクセスは十分なため、大手グローバルバンクの破綻懸念でゴールドマン・サックス・グループが欧州銀との取引を見合わせた事実はないー。ゴールドマンのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)が述べた。

  ブランクファインCEOは9日にマイアミで開かれた投資家会議で、「銀行に流動性がもたらされる資金調達のメカニズムが欧州には多数ある」と発言した。ゴールドマンが一部金融機関との取引を控えているかとの聴衆の質問に答えた。

  この日は欧州銀の株価が一段と下落。特にドイツ銀行の株価と債券はこのところ、同行の高リスク債の利払い能力をめぐる懸念で急落している。ドイツ銀のジョン・クライアン共同CEOは、同行の財務は「盤石」だと述べた。

  ブランクファインCEOは「概して、大手グローバルバンクに関してわれわれはさほど懸念してはいないが、まったく安全だと保証できるわけでもない」とし、「われわれの見方を変える何かが起きる可能性もある」とも述べた。

  ゴールドマンはこの日のリポートで、欧州の銀行には預金が流入し「流動性も十分」だとして、金融危機が再来するリスクは低下しているとの認識を示した。

原題:Blankfein Says European Banks Have Ample Access to Liquidity(抜粋)

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