G20は早急に行動を、世界経済の成長押し上げ強化で-EU草案

  • 各国は通貨安競争を控えるべきだとEU
  • 26、27両日のG20財務相・中央銀行総裁会議での優先事項を提案

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁は2月26、27両日に上海で開催される会議で、世界成長押し上げへの取り組み強化を表明するべきだと、欧州連合(EU)が指摘した。ブルームバーグ・ニュースが入手した草案で明らかになった。

  EUは草案で「世界の成長がまだ期待に及ばない中、世界経済は依然として著しいリスクに直面している」と言明。「力強く持続的な世界景気の回復と2018年までに成長率を2%引き上げるとする目標達成を確実にするため、早急に行動する必要がある」としている。

  EUは「2016年の世界経済成長は緩やかな伸びになると予想されているものの」協調的な取り組みが求められるとし、各国は自らの約束を貫くため「速やかな行動」を取る必要があると指摘。EUは債務を持続可能な水準にすることや、短期的な状況に対応するため財政政策を「柔軟に」活用することを各国に呼びかけている。EUの財務相らはブリュッセルで12日に開く会合で同草案について協議する。

  G20参加国は状況を監視し、必要に応じてリスクの高まりに対応しながらも、「競争的な通貨安誘導やあらゆる形の保護主義を控えるべきだ」と草案は記している。

原題:G-20 Should Take Urgent Action on Global Economy, EU Draft Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE