SPEEDの今井絵理子氏が参院選出馬へ-自民が比例で公認

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  • 「若者がもっと政治に関心を持って」と自民・茂木選対委員長
  • 各党が若者対策、民主・枝野氏はLINE LIVEに出演へ

自民党は夏の参院選で比例代表候補として歌手で女性グループ「SPEED」の今井絵理子氏を公認する。茂木敏充選挙対策委員長が9日、発表した。自民党本部での記者会見をインターネット動画配信サービス「ニコニコ生放送」が中継した。

  今井氏は1983年9月生まれの32歳。「SPEED」のメンバー4人はいずれも沖縄県出身で、1990年代に多くのヒットを飛ばした。今井氏が2004年に出産した長男は小学5年生で聴覚障害がある。手話を交えて行った記者会見で、「息子と同じ境遇の子どもたちのことを思うと、何かしないといけないと思うようになった」と語った。当選した場合も歌手活動は継続するという。

  選挙権年齢を現行の20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が6月19日に施行される。このため、夏の参院選に向けて各党とも若者対策を進めており、民主党の枝野幸男幹事長は9日夜、LINE(ライン)の動画配信サービス「LINE LIVE」に出演する予定。

  茂木氏は今井氏について「若者がもっと政治に関心を持って、だれもが障害は個性、不便だけれど不幸ではない、こう言える新しい社会作りに貢献をしてくれることを期待している」と語った。

  沖縄県では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市への移設をめぐり、国と県が対立する状態が続いている。今井氏は普天間移設問題について「基地の負担軽減したいということは皆さん同じ、共通の思いだ。私は自分の目で見て、沖縄の方々の声を直接聞いて、真剣に取り組めたらと思う」と語った。

  今井氏は自民党の山東昭子元参院副議長から誘われ、出馬を決断したことも明らかにした。会見に同席した山東氏は今井氏について「着実なしっかりした方だと思っていた」と語った。

  

  

(最終段落を追加します.)
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