粗糖価格:今年は大きく振れた後、前年末近い水準に収束へ-予想調査

  • 今年の粗糖価格は年末時点で1ポンド当たり15.1セント:予想中央値
  • ブラジルとEUの供給拡大、インドでは乾燥天候で生産減少

今年の粗糖価格は変動性の高い状態が続いた後、前年末とほぼ変わらずの水準で終了すると予想されている。

  先週開催されたドバイ砂糖会議でブルームバーグがトレーダーやアナリスト、投資家を対象に実施した調査によれば、粗糖価格は今年、大きく変動するものの最終的には昨年末とほぼ変わらずの水準になると予想されている。ファンドが強気ポジションを減らす中、粗糖価格は1月に月間ベースで14%下げ、軟調なスタートを切っている。

  世界の大手食料取引会社オーラム・インターナショナルのアナリスト、ジャック・ハノン氏は、輸出市場が均衡に近づいているため粗糖供給が過剰になるか不足するかについてトレーダーらの見方は分かれていると指摘する。中国の需要が拡大する一方、インドの生産は減少しているが、欧州連合(EU)とブラジルの来シーズンの生産は急増すると予想されている。

  調査の中央値では、年末時点の粗糖価格は1ポンド=15.1セントとみられており、予想通りなら年間ベースの下落率は1%未満となる。調査は、1月31日から2月2日までドバイで開かれていた会議に出席した28人を対象に実施した。予想価格のレンジは12-18セント。

原題:Sugar’s Bumpy Year Seen Ending Right Back Where It Started(抜粋)

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