台湾地震:発生から72時間経過、時間との闘い-死者少なくとも41人

台湾南西部で6日に起きた地震による死者の数が41人に増えた。生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」が経過し、救助隊は9日、生存者を探すために重機を投入してがれき撤去作業を行った。

  地元政府によると、生存者の捜索活動は南部の台南市で倒壊した高層集合住宅で集中的に行われている。現場では依然100人余りの行方が分かっていないという。台湾の聯合報によると、救助隊はがれきの中から4歳の息子を腕に抱いた26歳の母親を見つけたが、2人とも既に死亡していた。

A general view shows excavator vehicles and rescue workers in front of a building which collapsed in the earthquake

  台南市のウェブサイトによれば、この集合住宅の居住者は約300人かそれ以上で、倒壊した当時は約103人が内部にいた。しかし当局が安全面を考慮して重機の使用を中止させたことから、前日の市内のがれき撤去作業は滞っていた。

  聯合報は「重機の使用は、依然救助を待っている人たちを見捨てず、新たな可能性を開くためだ」という台南市の頼清徳市長の言葉を伝えている。

原題:Taiwan Rescuers Race Against the Clock as Quake Toll Rises to 41(抜粋)

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