石油・ガス会社の破綻は価格底入れ示唆、M&A活発化へ-IHS

  • IHSが調査対象としている石油・ガス会社約150社が破綻の可能性
  • 売却予定の資産は総額26.3兆円相当、エネルギー価格底入れか

エネルギーコンサルタント会社IHSは、同社が調査対象としている石油・ガス会社約150社が破綻する可能性があるとの見方を示した。供給過剰が価格と売上高を圧迫しているためと説明している。

  IHSのアップストリーム(開発・生産)担当チーフアナリスト、ボブ・フリクランド氏はインタビューで、リスクにさらされている企業の数は既に破産を申請した60社の2倍余りに上ると指摘。資産価値について買い手と売り手の評価が異なるため、さらなる淘汰(とうた)は保留状態となっている合併・買収(M&A)の刺激材料になる可能性があると述べた。

  同氏は、破綻の増加はエネルギー価格が底入れしたことを示す一つのシグナルであり、現在売りに出されている総額2300億ドル(約26兆3000億円)相当の石油・ガス資産のM&Aが活発化するきっかけになる可能性があると説明。「資産価値の評価が食い違っているため誰も買収しようとしない。食い違いを解消する必要がある。残りの破綻が進むことによってそれが促されるだろう」と述べた。
  
原題:Oil Bankruptcies Seen Spurring M&A on Signal Prices Near Bottom(抜粋)

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