米投資適格級債に「めったにない割安感」-モルガン・スタンレー

  • 妙味あるバリュエーションの数少ない投資チャンスの一つになり得る
  • クレジットサイクルは転換、デフォルトは今後数年増加する見通し

米モルガン・スタンレーによると、クレジットサイクルは転換しており、デフォルト(債務不履行)は複数年にわたり増加する見通しだ。そんな中での朗報は、北米の投資適格級のクレジットのバリュエーションに「めったにない割安感」が出ている点だ。

  アダム・リッチモンド氏ら同社アナリストは8日のリポートで、投資適格級債券は「債券の中では妙味があるバリュエーションでベータが低めの数少ない投資チャンスの一つになり得る」と指摘。米国の金利上昇と国内経済成長の弱さが重なることはクレジット市場に朗報ではないが、減益に苦しむ企業はレバレッジ縮小を目指す可能性が高い上、質の高い債券への投資需要が高まる状況は投資適格級債にプラス要因になり得るとアナリストらは分析した。

  ブルームバーグの集計データによると、米投資適格級社債の米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は先週までの過去1年に67ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して209bpと、2012年以来の高水準に達した。

原題:Morgan Stanley Says U.S. Investment-Grade Bonds ‘Rarely Cheaper’(抜粋)

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