BTGが主力ファンドから資金引き揚げ、人員削減も協議か-関係者

ブラジルの投資銀行グルポBTGパクチュアルは、他の投資家と同様に自行のヘッジファンド部門から資金を引き揚げている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、BTGから主力マクロヘッジファンド「BTGパクチュアルGEMMファンド」への投資額は、数億ドル相当という。創業者で資産家のアンドレ・エステベス前会長・最高経営責任者(CEO)の逮捕を受けて、ファンドの運用資産は昨年11月以降、40億ドル(約4610億円)を上回る水準から5億ドル未満に減少したと事情に詳しい関係者の1人が先週明らかにした

  BTGパクチュアルの広報担当者は、ヘッジファンドからの資金引き揚げについてコメントを控えている。

  UBSグループの元債券トレーダー、アントワーヌ・エスティエ氏が率いる同ファンドは、全世界で約70人のトレーダーを雇用している。関係者の1人によると、BTGは人員削減策の一環として、行員との協議プロセスを8日開始したという。

  BTGは汚職スキャンダルに絡みエステベス前会長が昨年11月に逮捕された後、流動性維持のためにブラジルの預金保険基金から信用枠を確保する一方、積極的に資産売却に動いている。

原題:BTG Said Among Investors to Pull Money From Own Hedge Fund(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE