米イェルプ株が2012年以来の安値-クロリックCFO退任へ

  • 1-3月と通期の売上高見通しはアナリスト予想とほぼ一致
  • 昨年10-12月の一部項目除く1株利益は予想下回る

8日の米株式市場では、相場全体が下げる中で口コミサイトを運営する米イェルプの株価が2012年以来の安値を付けた。同社が示した売上高見通しはアナリストの予想とほぼ一致。ロブ・クロリック最高財務責任者(CFO)が数カ月以内に退任することも発表した。

  8日の発表資料によれば、1-3月(第1四半期)の売上高は1億5400万-1億5700万ドル(約178億-182億円)、通期は6億8500万-7億ドルとなる見通し。ブルームバーグのデータによると、アナリスト予想は1-3月期が1億5410万ドル、通期は6億8700万ドル。

  クロリックCFOは最長で12月15日まで職にとどまる。それより早い時期に後任が決まれば、その時点で退任するという。

  サントラスト・ロビンソン・ハンフリーのアナリスト、マシュー・ソーントン氏はCFO交代について、「身売りの可能性を高めるものになるのか、イェルプの信頼回復のため投資家とのコミュニケーションやガイダンスの改善につながるのか、投資家は注視するだろう」と述べた。

  昨年10-12月(第4四半期)の売上高は、地域広告の伸びに支えられ前年同期比40%増の1億5370万ドルに達した。ただ、一部項目を除いた1株利益は11セントで、アナリスト予想平均(12セント)を下回った。

  イェルプの株価終値は11%安の16.06ドルと、12年6月以来の安値。決算発表は8日の取引終了後の予定だったが、手違いで早く発表されたと、同社の担当者は電子メールで説明した。

原題:Yelp Falls to Lowest Since 2012 on Forecast, Departure of CFO(抜粋)

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