ゴールドマン:原油価格1バレル=20ドル割り込んでも驚かない

  • 原油貯蔵能力、世界の一部地域では「限界」
  • 市場が均衡点を模索する中で原油価格の変動は急拡大へ

ゴールドマン・サックス・グループは、原油価格が需要と供給の均衡点を探る中で価格変動はさらに激しくなり、1バレル=20ドルを割ることもあり得るとの見方を示した。

  ゴールドマンの商品調査責任者、ジェフ・カリー氏は原油貯蔵能力が限界に達している地域もあると指摘。原油はもはや行き場を失い、生産停止を余儀なくするような価格下落は必然かもしれないと話した。

  ブルームバーグとのテレビインタビューに応じたカリー氏は、「原油貯蔵能力が限界に達せば、ほぼ即座に生産を停止せざるを得なくなり、価格は一気にコストを下回る」と予想。価格変動は激しくなり、「10ドル台に入っても驚かないだろう」と述べた。

  同氏によると、貯蔵能力が最も限界に達しそうなのは米原油先物の受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングなど「内陸の」施設。クッシングの原油在庫は1月15日までの週で6420万バレルと、エネルギー情報局(EIA)が統計を開始した2004年以降で最大に達した。

原題:Goldman Sees More Oil Swings That Could Drag Price Below $20 (1)(抜粋)

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