ベライゾン、ヤフー資産買収模索はAOL部門CEOが主導へ-関係者

  • AOLのアームストロングCEOに主導的役割
  • 買収提案のためのバンカー採用と正式交渉はまだ行われていない

米電話・通信会社ベライゾン・コミュニケーションズは、AOL部門のティム・アームストロング最高経営責任者(CEO)に米ヤフーの資産への買収提案を模索する主導的役割を与えた。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  ベライゾンは先週後半と昨年12月に、ヤフーの部分的ないし全面的買収に関心があるかどうかの質問に「ある」と回答していた。

  同関係者によると、ベライゾンはまだ、提案のためのバンカーを採用しておらず、正式交渉は行われていない。ヤフーが戦略を整理する中で、アームストロング氏が予備的な話し合いで主導的役割を担うという。ベライゾンの計画が未公表だとして関係者は匿名を条件に明らかにした。

  ベライゾンは動画ストリーミングサービス「go90」を新たな収益源にしたい意向。ヤフーは電子メールやファイナンス、スポーツ、動画サイトを利用する10億人余りのユーザーを抱えているため、AOLの200万人のユーザーとベライゾンの1億1200万人強の携帯電話利用者と合わせて貴重な資産となる。こうしたインターネット利用は専用コンテンツと共に、ベライゾンが携帯電話を多用する世代向けの動画広告市場でユーチューブやフェイスブックに対抗する足場を確保する上で必要なものだ。

  ヤフーとベライゾンはコメントを控えている。

原題:Verizon Said to Enlist AOL CEO Armstrong to Explore Yahoo Deal(抜粋)

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