NY原油(8日):30ドル割れ、ベネズエラ高官から減産合意発表なく

8日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が3営業日連続の大幅安となり、30ドルを割り込んで引けた。サウジアラビアとベネズエラの石油相会談からは、原油相場を押し上げるような発表はなかった。この日の株式相場は世界的に大きく下げた。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は「米国外の生産が削減されることはないという現実が、じわじわと浸透しつつある」と指摘。「供給超過の現状に何らかの変化がなくてはならないが、それはまだ起きてない。先週は米国の在庫がまた大幅増加しており、リヤドで会合したベネズエラ石油相からは減産合意の発表はなかった」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前営業日比1.20ドル(3.88%)安い1バレル=29.69ドルで終了。終値ベースで1月21日以来の安値。ロンドンICEのブレント4月限は1.18ドル(3.5%)下げて32.88ドル。

原題:Crude Tumbles With Equities as Venezuela Fails to Achieve Deal(抜粋)

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