世界株安進む、安全志向で米独国債利回り低下-金相場は続伸

更新日時
  • 鉱業・銀行株が下げ主導、S&P500種は14年4月以来の安値
  • ストックス欧州600指数やMSCI新興市場指数も下落

8日の金融市場では、世界経済の健全性に対する懸念拡大を背景に苦痛の兆候が強まり、S&P500種株価指数は1年10カ月ぶり安値となった。ジャンク級格付け企業の社債保証コストは2012年以来の高水準に上昇した。

  エネルギー生産株は下げ幅を縮小したものの鉱業・銀行株が下げを主導し、S&P500種は14年4月以来の安値で終了。投資家が安全資産を選好し、米10年債利回りは1年ぶり低水準に低下、独10年債利回りも昨年4月以来の低水準となったが、欧州の高債務国の国債利回りは上昇した。米原油相場は引き続き供給過剰懸念により1バレル=30ドルを割り込み、金スポット相場は7営業日続伸と、昨年3月以降で最長の上げとなった。

  S&P500種はニューヨーク時間8日午後4時(日本時間9日午前6時)過ぎの暫定値で1.4%安の1853.44。銀行株が売られ、バンク・オブ・アメリカとシティグループは5%強の下落。ウェルズ・ファーゴとJPモルガン・チェースも2%以上の値下がりとなっている。

  欧州株の指標であるストックス欧州600指数は3.5%安と6営業日続落し、14年以来の安値となった。新興国株の指標、MSCI新興市場指数は0.7%下落した。

原題:Stocks Worldwide Tumble as Credit Weakens Amid Signs of Distress(抜粋)

(株価指数終値などを追加して更新します.)
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