インド:今年度GDPは7.6%増の見通し、予想上回る-中国抜く

更新日時
  • 10-12月期GDPは7.3%増、伸び率は7-9月期の7.4%下回る
  • 2月29日公表の予算案へと市場の関心は移る

インドの今年度(2015年4月ー16年3月)の成長率はエコノミスト予想を上回り、減速する中国を追い抜く見通しだ。モディ政権は2月29日に予算案を公表するが、成長ペースの維持を迫られそうだ。

  中央統計機構の8日発表によれば、今年度の国内総生産(GDP)は前年比7.6%増の見込み。前年度は7.2%増だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト21人の予想中央値は7.4%増。ブラジルとロシア、中国を含めたBRIC諸国で比較すると、中国の15年成長率は6.9%、ロシアはマイナス3.7%だった。ブラジルもマイナス3.7%が見込まれている。

  インドの昨年10-12月(第3四半期)のGDPは前年同期比7.3%増と、7-9月(第2四半期)の7.4%増から鈍化した。

  ICICIセキュリティーズ・プライマリー・ディーラーシップのチーフエコノミスト、プラサンナ・アナンタスブラマニアン氏は成長率が「このペースを維持できるかは政府にかかっている」とし、「かなり強い政府支出と消費支出が成長の原動力であることを統計データは示唆している」と語った。

  インド準備銀行(中央銀行)が注視する10ー12月期の粗付加価値(GVA)は前年同期比7.1%増と、市場予想に一致した。

原題:India Sees Growth Exceeding Estimate as Modi Prepares Budget (2)(抜粋)

(4段落目以降にコメントと詳細を追加して更新します.)
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