ナスダック総合指数は3800割り込む公算-グッゲンハイムのミナード氏

  • ミナード氏は1987年や98年と同様の弱気相場を予想
  • 年初来で13%下げたナスダック指数はさらに同程度下落する見通し

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・ミナード最高投資責任者(CIO)は、投資家の安全志向が強まり様子見姿勢を取るため、テクノロジー株は今年、一段の大幅下落に見舞われると予想した。

  ミナード氏によると、ナスダック総合指数はさらに13%下落し3800を割り込む公算が大きい。テクノロジー株の比重が高い同指数は既に、年初来で13%下落し、今月5日終値は4363と、2014年10月以来の安値。これは昨年7月に付けた史上最高値を16%余り下回る。

  ミナード氏は7日にロサンゼルスから電話取材に応じ、「市場のセンチメントは極めて悪い」と述べ、「市場では企業収益や経済の先行きをめぐる不透明感を吸収し反映するため価格が修正されつつある」と指摘した。

  ミナード氏は1月20日、S&P500種株価指数が今四半期(1-3月)中に1650に下落すると予想しており、この見通しを据え置いた。同指数は年初来で8%下落し今月5日は1880で終了。同氏は「グッゲンハイム・マクロ・オポチュニティーズ・ファンド」などで1月前半に株式ポジションを処分したことも明らかにした。同氏は米経済がリセッション(景気後退)入りする確率は極めて低いことを理由に、2000年のインターネット株バブル崩壊時や08年の金融危機時のような急落というよりむしろ、1987年や98年に似た弱気相場になると予想した。

原題:Guggenheim’s $240 Billion Man Says Nasdaq to Tumble Below 3,800(抜粋)

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