中国人民銀、金利コリドー検討-全面的な預金準備率下げには慎重

中国人民銀行(中央銀行)は借入・貸出金利を誘導するためのバンドを創設する方策を検討することを明らかにした。中国は減速する景気を上向かせる措置の一環として、市場に基づく金利指標の形成を目指している。

  人民銀は6日公表した四半期に1度の金融政策執行報告に、金利を管理する金利コリドーメカニズムを検討することを盛り込んだ。人民銀は常設貸出制度(SLF)金利を上限とし、銀行の超過準備の利息を下限とする枠組みの導入に向けて動いており、昨年11月にはSLF金利を引き下げて中小銀行の借り入れコストを抑える措置を講じた。

  人民銀は報告で、中国経済には依然として下押し圧力がかかっているとの認識を示し、慎重な金融政策を継続して適切な時期に微調整するとの方針をあらためて説明した。

  人民銀はまた、経済構造改革を支えるために「対象を絞った預金準備率引き下げ」実施を目指すと表明。全面的な準備率引き下げは人民元の下落圧力を強める可能性があり、資本流出と外貨準備高の減少を招くとの見解を示した。

原題:PBOC to Explore Rate Corridor in Step Toward Liberalization(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE