クリントン氏:サンダース氏の言う「ウォール街」の意味不明

  • 財務長官にウォール街外部者の起用は公約せず
  • 銀行システムに関するサンダース氏の批判はあまりに単純

今年の米大統領選の民主党候補指名を目指すヒラリー・クリントン前国務長官は、次期大統領に選出された場合、財務長官にウォール街出身者を起用する必要はないと述べたが、外部者の登用を公約するには至らなかった。

  クリントン氏は7日にNBCテレビの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューに応じ、民主党のライバル、バーニー・サンダース上院議員の言う「ウォール街」の意味は分からないと述べた。

  クリントン氏は「ウォール街について話す際、全ての銀行を指すのか、ニューヨークの特定の部分を言うのか、あまり明確にされたことはない。経済のどの部分にも上手な俳優と下手な俳優がいると思う」とコメント。財務長官には米国や世界の経済を理解する人材を起用する必要があるとも述べ、「こうした財務長官を探すことのできる場所は多くあると思う」と語った。

  2月9日のニューハンプシャー州予備選に先立ち実施された世論調査では、クリントン氏はバーモント州出身の自称「民主社会主義者」のサンダース氏に支持率で出遅れている。

  クリントン氏は同番組で、サンダース氏は金融業界の不正追及で自身よりも積極的でないと指摘。銀行システムと経済におけるその役割に関するサンダース氏の批判はあまりにも単純だと批判した。

  サンダース氏は今月4日、ニューヨーク州選出の元上院議員でもあるクリントン氏が金融業界に過度に依存する政治的「権力者層」の一部だと述べ、クリントン氏の政治資金管理団体による資金調達に金融業界がかなり貢献している点に言及していた。
  

原題:Clinton Says She’s Unsure What Sanders Means by ‘Wall Street’(抜粋)

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