【ECB要人発言録】困難は行動しない理由にならない-ドラギ総裁

2月1日から7日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<2月5日>
ヤズベツ・スロベニア中央銀行総裁(WSJとのインタビューで):ECBは必要ならば来月に刺激措置を拡大する。追加措置を決めるのは3月にデータを徹底的に分析した後だ。インフレ率2%弱という中期的な目安を達成するための手段がECBにはある。

<2月4日>
メルシュ理事(チューリヒで):いろいろな可能性がまだあり、われわれの手段は尽きていないが、特定の措置についてコメントすることで期待をあおりたくはない。

ドラギ総裁(フランクフルトで講演):今日の世界経済にはそろってインフレ率を押し下げるさまざまな力が働いている。重要なのは中銀が使命を果たすため責務の範囲内で行動することだ。ユーロ圏においてはそれが、他の国や地域とは異なる困難を生み出すかもしれない。しかし、その困難を軽減することは可能であり、困難は行動しない理由にはならない。

<2月1日>
スメッツ・ベルギー中銀総裁(ブダペストで):(3月の政策決定は)データ次第となるだろう。われわれが議論しているのは長期の低インフレについてであって、デフレについてではない。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ブダペストで):市場の期待が大きくなり過ぎた状況が12月に見られた。もう少し理にかなった対応を市場に望みたい。12月に市場が期待し過ぎたことは明白だ。教訓になったはずだと思う。インフレ率が数カ月間、マイナスとなる可能性はある。通年でマイナスになるとは考えていないし、下期がそうなるとは思わない。

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