NY金(5日):ほぼ変わらず、利上げ警戒で3カ月ぶり高値を離れる

5日のニューヨーク金先物相場はほぼ変わらずで終了。買い安心感が高まっていた矢先に米金利上昇観測が再び広がった。1月の米雇用統計では失業率が2008年以来の水準に低下、平均時給は市場予想を上回る伸びを示し、政策金利引き上げの論拠が強まったと受け取られた。

  エバーバンク・ワールド・マーケッツ(セントルイス)のプレジデント、クリス・ギャフニー氏は電話インタビューで、「平均時給が関心を集めるだろう。米金融当局が注目している数字だからだ」と指摘。「恐らくまだ3月はないと思うが、今回の統計から判断すると2016年中に利上げが実施される可能性はある。そのため貴金属は若干売られている」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比ほぼ変わらずの1オンス=1157.70ドルで終了。一時は1%安の1145.50ドルまで下げた。雇用統計発表前は一時1164ドルと、昨年10月28日以来の高値をつけていた。

原題:Gold’s Surge to Three-Month High Choked Off in Fed-Fears Redux(抜粋)

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