BTGの主力ヘッジファンド、運用資産が5億ドル未満に急減-関係者

ブラジルの投資銀行グルポBTGパクチュアルの主力マクロヘッジファンドが運用する資産が昨年11月以降に約88%減少したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。創業者で資産家のアンドレ・エステベス前会長・最高経営責任者(CEO)の逮捕などを受け、投資家の間で資金引き揚げの動きが広がった。

  情報が非公開だとして匿名を条件に語った同関係者によれば、「BTGパクチュアルGEMMファンド」の資金プールは現在、5億ドル(約586億円)未満。11月には40億ドルを超えていたという。UBSグループの元債券トレーダー、アントワーヌ・エスティア氏が率いる同ヘッジファンドは現在約70人のトレーダーを抱えているが、相当数の解雇を検討していると同関係者は語った。同ヘッジファンドの広報担当はコメントを避けた。  

  エステベス前会長・CEOは、ブラジル石油公社(ペトロブラス)に関連した汚職事件の捜査を妨害しようとした疑いで昨年11月下旬に逮捕された。拘置所での勾留後、12月に釈放され、現在はサンパウロ市内の自宅で軟禁状態に置かれている。同氏は弁護士を通じ不正行為を否定している。

原題:BTG Hedge-Fund’s Assets Said to Plummet to Below $500 Million(抜粋)

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