1月の米雇用者:15万人増に減速、失業率低下-賃金は予想以上の伸び

1月の米雇用者数は前月から増加したものの、伸びは市場予想を下回った。失業率は4.9%と、約8年ぶりの低水準となり、賃金は前月から増加した。

  米労働省が5日発表した非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調 整済み)は前月比15万1000人増。前月は26万2000人増だった。失業率は2008年2月以来の低水準。平均時給は市場予想を上回る伸びとなった。

  オックスフォード・エコノミクスUSAのエコノミスト、キャスリーン・ボストジャンシク氏は「これは非常に明るい内容だ。賃金の伸びが極めて重要だ。失業率も引き続き低下しており、15万1000人の雇用増加という内容は依然として力強い」と述べ、「12月のようなハイペースでの雇用は持続できない」と続けた。

  業種別では小売りが約5万8000人増と、14年11月以来で最大だった。ヘルスケアの雇用は4万4000人増。製造業は2万9000人増と、13年8月以来で最も増加した。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では1月の全雇用者は19万人の増加だった。

  昨年12月の米雇用者数は速報値の29万2000人増から下方修正された。11月分は28万人増と、既報値の25万2000人増から上方修正された。

  1月の平均時給は前月比0.5%増の25.39ドル。前年比では2.5%増と、前月の2.7%増から鈍化した。民間部門の週平均労働時間は前月から6分延長して34.6時間と、昨年8月以来で最長だった。

原題:Payrolls in U.S. Climb as Jobless Rate Declines, Wages Rise(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE