バークレイズは分割、IPOでリーマン復活を-バーンスティーン

  • ステーリーCEOはアフリカ部門と米カード事業も売却すべきだ
  • バーンスティーンはバークレイズの目標株価を引き下げ

英銀バークレイズのジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は業績立て直しのために、投資銀行部門をスピンオフ(分離・独立)し、アフリカ部門を売却する「大きな決断」をするべきだと、サンフォード・C・バーンスティーンが指摘した。バークレイズ株は1株当たり純資産額を約40%下回って取引されている。

  ステーリーCEOにとって最善の選択肢は、バークレイズを分割し、復活させたリーマン・ブラザーズの株式を公開、米国のクレジットカード事業を売却することだと、バーンスティーンのアナリスト、チランタン・バルア氏が5日、同CEO宛ての公開書簡で提案した。新しい米証券部門は60億ドル(約7010億円)程度の資金を必要とし、新たな経営陣の下で2020年か21年に上場するのがよいとしている。

  「投資銀行について皆気付いていることがあるが口にしたがらない。大手術が必要なのに応急処置で済ませている」とバルア氏は指摘。「収益力圧縮は銀行の歴史の中で恐らく最悪の戦略」で、「本質的に米国の投資銀行であるものを英国のリテール銀行の中に置いておくのは悪夢のような投資だ」と論じた。

  アフリカ部門についてはバークレイズの「他の事業との間の相乗効果が全くない」と指摘した。

   バーンスティーンはバークレイズの目標株価を180ペンスと従来の255ペンスから引き下げ、投資判断は「マーケットパフォーム」で据え置いた。

原題:Barclays Should Break Up, Recreate Lehman in IPO, Bernstein Says(抜粋)

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