米シティ:日本の投資銀行本部長に元ゴールドマンの浅井氏を起用

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シティグループが、日本の投資銀行部門の責任者にゴールドマン・サックスでマネジングディレクターを務めていた浅井勇介氏を起用することが分かった。シティグループは昨年、日本のリテール事業から撤退しており、今後は法人向けビジネスを強化していく。

  浅井氏はシティグループ証券に4月15日付で入社。投資銀行本部長と取締役副社長を兼務する。ブルームバーグが入手したシティの社内メモによると、同氏は2000年から13年までゴールドマンでインベストメントバンカーを務めていた。

  シティグループによる日本での幹部採用は、リテール事業撤退を発表して以来初めてとなる。シティは昨年、リテールバンク事業を三井住友銀行に、カード事業を三井住友信託銀行に売却した。今後は投資銀行業務など法人向け業務を拡充する方針だ。

  シティの根本美香広報担当は、メモの内容を確認した。

日本は最重要市場の一つ

  米シティのグローバル投資銀行部門責任者であるレイモンド・マグワイヤ氏は、この社内メモの中で、同社は「引き続き日本を最重要市場の一つと位置づけている」と述べ、今回の採用は顧客サービス向上のため「人員強化を継続していることを示すもの」と説明している。

  浅井氏はシティ証の取締役会と経営委員会のメンバーも務める。同氏は1990年に早稲田大学を卒業、98年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で経営学修士号を取得。2013年からRGAリインシュアランスカンパニーの日本における最高経営責任者(CEO)を務めている。
  

(中見出しや浅野氏の経歴を追加します.)
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