米玩具マテルとハズブロの合併に懸念-当局が大型案件に厳しい姿勢

  • 昨年に合併が相次いだため当局による大型案件の審査は滞っている
  • 当局の審査は玩具市場をどのように定義するかにかかっている

米玩具大手ハズブロとマテルの合併は、反トラスト当局から承認を得る必要があるが、米国では業界の支配的プレーヤー同士の統合に当局が反対するケースが増えている。

  昨年に合併が相次いだため反トラスト当局による大型案件の審査は滞っているが、当局は米ケーブルテレビ(CATV)運営事業者コムキャストによる同業のタイムワーナー・ケーブル(TWC)の買収計画に反対するなど、寡占化が進んでいる業界での合併に厳しい姿勢で臨んでいる。

  反トラスト当局の審査は、恐らく連邦取引委員会(FTC)が担当することになるが、当局が玩具市場をどれだけ広く定義するかにかかっていると、法律事務所キャドワラダー・ウィッカーシャム&タフト (ワシントン)のジョナサン・カンター弁護士が指摘した。 審査が特定の玩具事業の重複だけに焦点を絞るなら、一部の製品群を売却するという条件で合併が承認されることが見込まれるという。

  しかし、当局がより広い解釈をして米玩具企業上位2社が合体するととらえ、統合企業に次ぐ大手企業が世界でレゴしかないと判断したら、この合併の前途は多難だろうとの見方をカンター氏は示した。

原題:Mattel, Hasbro Would Face Rising Antitrust Worry Over Mega Deals(抜粋)

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