モルガン・スタンレー:原油安は予想より長引く-価格見通し下方修正

  • 原油価格は年内を通じ上昇ではなく下落すると予測
  • 原油価格の回復は需要や供給、在庫が要因となり遅れる見込み

原油安は従来予想されていたよりも長引くとの見通しを、米モルガン・スタンレーが示した。同行は今年の四半期ベースの原油価格見通しを最大51%引き下げた。

  アダム・ロングソン氏らアナリストは4日のリポートで、モルガン・スタンレーは原油価格が今年の大半の期間を通じ下落すると予想していると説明した。従来は、今年は四半期ごとに徐々に上昇との見方を示していた。北海ブレント原油の10-12月(第4四半期)の見通しは1バレル当たり平均29ドルとし、1月18日の文書で予測していた59ドルから引き下げた。

  ロングソン氏は2月4日のリポートで、予想より軟調な需要と見通しを上回る供給、在庫の増加、ヘッジ意欲の高まりの全てが再均衡を遅らせると指摘した。

  モルガン・スタンレーはブレント原油の1-3月(第1四半期)の平均価格は31ドル、4-6月(第2四半期)と7-9月(第3四半期)は共に30ドルと予測。従来予想はそれぞれ42ドル、45ドル、48ドルだった。

原題:Oil Seen ‘Lower for Longer’ by Morgan Stanley as Forecasts Cut(抜粋)

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