クリーブランド連銀総裁:FRB経済見通しの大幅変更は時期尚早

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  • 市場混乱がリスクテークの持続的後退につながれば見通しに悪影響も
  • 米経済が緩やかな利上げを正当化すると現在もみている

クリーブランド連銀のメスター総裁は4日、世界経済の成長見通し悪化に伴う金融市場の混乱の後でも、米経済が緩やかな利上げを正当化すると引き続き予想していることを明らかにした。

  同総裁はニューヨークでの講演で、最近の情勢が「見通しに若干のリスク」を与えているとしながらも、予想を「大幅に変更するのは時期尚早だ」と発言。「株式相場のより急ペースかつ持続的な下落がリスクテークの一段と広範で持続的な後退につながり、見通しに悪影響が及ぶ可能性はあるが、これまでのところ、こうした事態は見られない」と語った。

  メスター総裁は今年、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つ。この日、同総裁に先立ちダラス連銀のカプラン総裁は、当局者らが3月のFOMCで金利についてどのような決定を下すのか判断するのは時期尚早だと述べていた。

  メスター総裁は「さらなる反証が見られない限り、エネルギーと製造業部門が引き続き振るわない中でも米経済は最近の市場混乱とソフトパッチ(軟化局面)を乗り切って、緩やかな成長の基盤を再び固めると私は予想する」とし、「私の現在の見解は金利が徐々に、より正常な水準へと上昇するのを正当化するように経済情勢は推移するだろうというものだ」と説明した。

原題:Mester Says Premature for Fed to Materially Change Outlook (1)(抜粋)

(発言を追加して更新します.)
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