米玩具大手ハズブロとマテル、合併の可能性について協議-関係者

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  • ハズブロが昨年遅くマテルに合併を打診、断続的に協議を続けている
  • 実現すれば女児向けに強いマテルと男児向けのハズブロが一つになる

米玩具メーカー大手のハズブロマテルが合併について協議を行っていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば女児向け「バービー」人形を製造するマテルと、男児向け「G.I. ジョー」フィギュアを製造するハズブロが合体する世界最大級の玩具メーカーになる。

  これら関係者によると、ハズブロが昨年遅くにマテルに合併の可能性について打診し、それ以降両社は断続的に協議を続けている。関係者らは協議が公になっていないとして匿名を条件に語った。合併協議は合意に至らない可能性もあるという。

  マテルの担当者はコメントを避けた。またハズブロの担当者にもコメントを求めて連絡を試みたがこれまでのところ返答はない。

  両社の間で合併が話し合われたのは今回が初めてではない。マテルは20年前、ハズブロに対する52億ドルの買収提案を撤回したという経緯がある。ハズブロはメディアや政治家を利用してまで買収を阻止しようとし、マテルはそれにより作り出された「耐え難い雰囲気」を買収案撤回の理由に挙げていた。マテルは当時、買収案に対するハズブロの抵抗を「焦土」作戦と呼んでいた。

  今回合併が成立すれば、女児向け商品に強いマテルと、男児向け玩具で支配的な地位にあるハズブロが一つになる。また、両社が統合すれば、両社よりも急速に成長しているデンマークのレゴに対してより強力な競争相手となることができる。

  4日の米株式市場でマテル株は前日比1.7%高の32.29ドル。ハズブロ株は1.2%上げて75.90ドル。一時は78.45ドルまで上げる場面もあった。

原題:Hasbro, Mattel Said to Have Held Talks About Possible Merger (3)(抜粋)

(4段落目以降に背景を追加し、株価を更新します.)
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