欧州株:ストックス600、4日続落-クレディ・スイスは1992年来の安値

  • 決算でクレディ・スイスとダイムラーに失望売り
  • INGは値上がり-主力銀行部門が好調、引当金を減らす

4日の欧州株式相場は下落。資源銘柄が2011年以来の大幅高となったものの、決算を発表したクレディ・スイス・グループとダイムラーが売りを浴び、相場全体を押し下げた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.2%安の328.76で終了。一時1.1%上げ、1.5%まで値下がりするなど荒い値動きで、4日続落となった。スイスの銀行、クレディ・スイスの終値は1992年以来の安値。昨年10-12月(第4四半期)決算が四半期ベースでは7年ぶりの大幅赤字となり、これが嫌気された。ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは3.2%値下がり。同社は今年の業績が伸び悩むとの見通しを示した。

  一方、エネルギー銘柄と資源株は終日、堅調に推移。四半期決算が減益となった英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルでさえ、アムステルダム市場で4.7%値上がりした。

  ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のシニア株式トレーダー、ジョン・プラサード氏は「原油と商品が再び株価を動かしている」とし、「長期にわたって原油次第となり、ボラティリティが続くだろう」と語った。

  エネルギー銘柄は総じて高い。ノルウェーのスタトイルは9.1%、フィンランドのネステは2.1%それぞれ上げた。

  個別銘柄では、オランダの金融機関INGグループが8.9%の大幅高。四半期利益が予想を上回った。英製薬会社アストラゼネカは6.1%値下がり、スイスコムは2.9%安となった。

原題:Credit Suisse Drags European Stocks Down Even as Miners Surge(抜粋)

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